Reason

やっと時間が出来たー。
というわけで更新更新。
親戚の子がひっそりこっそりしばらく前に転入しましたよイエー！

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Reason―――理性、前提、事情―――

（呼び出し音が鳴ってます）





『―――――はい、です』

あ、やっほーゆずちゃん、夜子祈お姉ちゃんですよー。今時間大丈夫？

『駄目です、寝てたです』

ああそう、じゃあちょっと起きてみようか。お姉ちゃんとお話ししよー。

『ゆずに拒否権は無いです？』

無いです。そんなに時間は取らせないよ。学園生活どうですかー？って聞くだけだから。

『どう、と言われても……黙示録に参加した、くらいしか言うことないです』

うん、そんな感じでいいよー。初めての黙示録、ご感想は？

『感想……えと、もっと攻撃力と命中率と体力が欲しいところだ、です。
初期レベルは悲しい……です』

そだねー。奥義でもスカしまくってたし攻撃はことごとく当てられてたものねえ。

『放っておいてくれ、です』

しかも初の黙示録だっていうのに、知ってる子と予選で当たってたものねえ。

『知ってると言っても、ゆずはその人と面識無いですが。
まあ、確かに当たったです。試合自体には勝ったですが、ゆずは見事にやられたです』

退魔呪言突きのクリティカル。

『ＨＰ軽く超えたです。あれは石化にかからなくても普通に戦闘不能だった、です』

いやー、さすがだったわー。

『お強かった、です……』

ゆずちゃんも早くレベルが上がるといいねー。

『です……ところで、夜子祈お姉さん』

なにー？

『同じ家の中にいるのに、何でわざわざ携帯で話してるです？』

聞くな、大人の事情ってやつだから。